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妊婦は生卵を食べても大丈夫?注意点はあるの?

妊娠中は、あまり生のものは食べないように
などと言われたりしますが、生卵はどうなんでしょうか?
卵かけごはんやすきやき、半熟卵を使用した料理、目玉焼きだって
半熟のものがありますよね?
実際食べても良いものなのでしょうか?
こちらでは、妊婦と生卵について紹介いたします。

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生卵は食べてもいいの?

生卵を食べても、特に何か起こるというのは、
稀なケースですが、妊娠中は身体がデリケートで疲れやすく、
免疫力も低下しやすい時期ですので、
食中毒にかかりやすい時期とも言えます。

食べてはいけないということではありませんが、
食べたことに対して不安になるようでしたら、
食べないに越したことはないでしょう。

生卵

生卵を食べるリスクはどんなものがあるの?

次に生卵を食べた時のリスクについて説明いたします。

サルモネラ菌食中毒

生卵には、卵の中や卵の殻にサルモネラ菌がついている場合があります。
サルモネラ菌に感染すると、体内に侵入してから12~48時間の間に
吐き気や下痢、腹痛、発熱といった症状が現れます。

といっても、生卵からの感染はまれなケースで、むしろ
生肉などを切ったまな板や包丁を洗わずそのままサラダ用に野菜を切ったり
した方がリスクは高いと思われます。

サルモネラ菌を含む卵の確率
サルモネラ菌を含んでいる卵をインエッグというそうで、
この卵が見つかる可能性は、1万個中2~3個(0.02~0.03%)のようです。
しかも、その中に含まれるサルモネラ菌は、平均すると2個、多い場合でも20個未満で、
この量だとサルモネラ菌で食中毒は発症しないそうです。

しかし、常温保存など保存状態が悪いと、増殖していきます。
参照:日本一こだわり卵

その他の食中毒

サルモネラではなく、卵が傷んだ、腐ったなどで食中毒になる可能性はあります。
賞味期限が過ぎた卵や割ってから時間が経った卵、もともとひびが入っているような卵を
生で食べるなどはしないように。

トキソプラズマ

稀に卵からトキソプラズマに感染なんて記事を見かけますが、
卵からトキソプラズマに感染するというのは、考えにくいので
こちらは気にする必要はありません。

赤ちゃんがアレルギーになる?

卵は3大アレルゲンの一つで、生卵だから
特にアレルギーなどを心配する人はいるかもしれません。

妊娠中の食べ物が原因で生まれてくる赤ちゃんが
アレルギーになるという話を見かけますが、
医学的根拠は全くなく、気にすることはありません。

むしろ、気にすることで特定の食べ物を食べなくなる
ことにより栄養の偏りが出る方が心配で、
日本小児アレルギー学会でも妊娠中における食事制限を
推奨しておりません。
参照:日本小児アレルギー学会

半熟卵はどうなの?

オムレツや目玉焼き、ゆで卵、カルボナーラなど
半熟卵状の料理がありますが、賞味期限が切れているなど
古い卵でない限り、保存状態の悪い卵でない、また夏場でない限り特に心配する必要はないかと思います。

また、市販のマヨネーズ(生卵を使用しているため)はまったくもって心配する必要はないでしょう。

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生卵を食べるとしたら注意点はあるの?

  • 賞味期限切れなど古い卵は生で食べない(特に夏場は注意)
  • 適切な保存温度が10℃以下なので、常温で保存している卵は生で食べない(特に夏場は注意)
  • 卵を使用したら念のため、手洗いを行う(殻についている菌の除去)
  • 割った状態で保存している卵を生で食べない
  • ひびの入った卵を生で食べない
  • 1日1個までにする(栄養の問題から)

これらを注意していれば、問題になるということはあまりないでしょう。

生卵を推奨しているわけではありません。
生卵を推奨しているわけではありませんが、
絶対に食べてはいけないというものでもありません。

しかし、妊娠中はデリケートな時期ですし、
卵にサルモネラ菌がついている可能性は0%ではありませんので、
加熱してから食べた方が安心ではあります。

食べてしまって気になる場合は?

生卵を食べて、1~2日(平均1日)経って下痢や腹痛、吐き気などの
症状が出なければ、特に心配はないでしょう。

また、仮に何かの症状が出たとしても母体は大変かと思いますが、
菌が胎児に直接影響するということはありません。
※何か症状が出た場合は、すぐに病院で診てもらってください。

食べたことが、どうしても心配な場合は、
かかりつけの医師に相談されると良いでしょう。

まとめ

妊娠中の生卵の摂取は、ほぼ心配はいらなさそうですが、
免疫力が下がっている時期でもあり、
生卵の食中毒は少ないながらも0%ではありませんので、
加熱したものを食べるという方が安心ではあります。

ただし、あれもこれもダメと気にすると
ストレスが溜まるのもよくありませんので、
「どうしても食べたい」ということであれば、
生卵の保存や賞味期限に気を付けて、
適度に折り合いをつけて、摂取していくことが
好ましいかもしれません。

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