妊娠すると赤ちゃんが成長していき
だんだんお腹が大きくなっていきます。
ある日気づくと赤紫のような線がお腹に・・・。
というように、妊娠線ができることが結構あります。
こちらでは、妊娠線について紹介いたします。
目次
妊娠線はなぜできるの?
妊娠線とは、ママのお腹の皮膚が伸びて、
亀裂が生じて赤紫や赤黒い線状班ができることを
いいますが、
できる原因としては、赤ちゃんの成長とともに急激に
お腹の皮膚が伸びるのですが、
真皮や皮下組織の一部は伸びにくく
やがて裂けてしまいます。
これが主な原因となるのですが、
他に妊娠するとホルモンの関係で
肌がかさつきやすくなります。
乾燥することで冬に唇が切れたり、
手荒れにより亀裂が入るのと同じように、
お腹も裂傷しやすくなります。
妊娠線ができるとどうなるの?
妊娠線ができると、上記で説明したように
赤紫や赤黒く、ミミズ腫れのようなものができます。
表皮は伸びるので外に出血するということはないのですが、
その内側にある真皮などは伸びにくいため、
(特に乾燥している部分が)裂けてしまい
皮下出血状態となります。
こうなるとチクチクと痛んだり、かゆみを伴うことがあります。
これは絶対ではなく痛くない人もいれば、
かゆくない人もいます。
妊娠線の厄介なところは、一度できてしまったら、
もとには戻らないところにあります。
赤い色は、月日が経つと白くなりますが、
亀裂した部分は痕になります。
この痕は年月が経つにつれ多少は
薄くなるものの、なくなったりはしません。
産後の妊娠線のイメージとしては、
お腹に脳みそができたようなそんな感じです。
もし、消そうと思うと美容整形などで
レーザー治療を行うしかないでしょう。
妊娠線は誰でもできるもの?
誰でもというわけではありません。
できない人はできません。
どれくらいの確率でできるのかは、
統計がないのでわからないですが、
できる人とできない人の割合を比べたら
妊娠線ができる人の方が多いことは確かです。
一般的に妊娠線ができやすい人というのは、
- 皮下組織が厚い人
- 皮膚が乾燥している人
- 急な体重増加
- 小柄な妊婦さん
- 2人目以降の経産婦
などの人があげられます。
妊娠線はいつごろからできるの?
これは人によって異なります。
臨月の時にできる人もいれば、
出産時にできる人もいます。
早い人ですと7~9か月の頃に
できる人もいます。
また、妊娠線は1本だけでなく
(そういう人もいますが)
1本できると日に日に線が増えていく
というように何本も何本もできる人は多くおられます。
妊娠線はお腹だけにできるわけではない!!
妊娠線ってお腹だけにできるイメージがありますよね?
お腹は月日が経つにつれどんどん大きくなるので、
一番できやすい部分なのですが、お腹だけではなく
背中や胸、お尻、腰、太もも、
人によっては、ふくらはぎ、二の腕などにもできることがあります。
特に、お腹は一番大きくなりますので、注意が必要です。
妊娠線予防はいつごろから始めた方がいいの?
妊娠線予防は、妊娠線ができてからでは
遅いので(できたら痕が残るため)
できる前に、まだ大丈夫かな?ってあたりから
はじめられた方が良いでしょう。
大体の場合は、5か月あたりから
始められる方が多いようです。
ただしお腹が出始めるのは
4か月あたりからなので、
妊娠線予防を行うなら
早めに予防するに越したことはないです。
妊娠線予防は、保湿が大切なので
基本的にはどんな保湿クリームでも構いませんが、
通常のものは表皮までしか成分が届かず
あまり効果が期待できないかもしれません。
やはり妊娠線専用のクリームを使用した方が良いでしょう。
専用クリームには、シラノール誘導体や葉酸などが配合されており、
真皮にまで届きやすいように作られているので、
効果を期待するのであれば、専用クリームが良い
ということになります。
なお、妊娠線ができてしまってからでも
これ以上妊娠線を作らないようにするために
予防は行なった方が良いでしょう。
おすすめの妊娠線クリームとしては、
初めてのたまごクラブでも取り上げられており
人気のあるこちらのクリームが
有名雑誌に取り上げられていますし、
多くの方が利用されているので安心です。
また、上記よりも安価で良いクリームも見つけましたので、
紹介しておきます。
最後に
妊娠線ができると、中にはそれが気になって
海やプールに行けなくなる方がいます。
私としては、頑張った証に見えるのですが、
予防も何もしなかった~!!
と、後悔する人もいますし
できることなら、妊娠線はあるより
ない方が、またあったとしても
少ない方がいいですよね?