なんだか熱っぽいときや、暑さ対策などに
よく使用される冷えピタや熱さまシートですが、
妊娠中に貼ってもいいのか?気になる方もおられると思います。
そこで、妊娠中に冷えピタを使用してもいいのかどうか?
また、注意する点はあるのか?など様々な情報を紹介いたします。
妊婦は冷えピタ・熱さまシートを使用してもいいの?
結論から言うと、冷えピタや熱さまシートは
医薬品ではないため使用しても問題ありません。
湿布はインドメタシン、ジクロフェナクナトリウム、ケトプロフェンなどの成分が
入っているものもあり、使用できないものもありますが、
冷えピタ熱さまシートはそういった注意するような成分が入ってないので、
母体にも胎児にも問題がないということですね。
妊娠中に湿布は貼ってもいいの?胎児への影響は?
双方の成分を検索してみましたが、公式ページにもどこにも載っていないため、
成分を知ることはできませんが、
熱さまシートの方は、妊娠中にもお使い頂けますとありますので、
まず問題ないのと、冷えピタの方は、妊娠中に関する記載が
ありませんので、こちらも問題がありません。
参照:熱さまシート小林製薬Q&A
また、冷えピタでは6種類のハーブ香料を配合と書かれており、
妊娠中は使用を控えた方が良いハーブというものがあり、
どんなハーブを使用しているかは、わかりませんでしたが
量が微量なのでこの点も何も問題はないでしょう。
妊娠中控えた方が良いハーブがある!
注意点はあるの?
使用しても問題はないのですが、
1度に10枚貼るなど度を越えた貼り方をすると、
体が冷えてしまうため、そのような貼り方はしないことと、
内臓やお腹が冷えるような貼り方(お腹に貼るなど)は控えましょう。
それ以外でしたら、おでこや足、首に貼っても良いです。
また、熱さまシート子供用は、大人用と比べて
メントールの量が少ない、刺激物質と言われている色素・香料を配合していません。
妊娠中は肌が敏感になるため、敏感になり過ぎている場合は、
ちょっとしたことでも肌荒れやかぶれを起こしたりする方がいますし、
貼ることで肌がピリピリとするという方もおられます。
通常は問題はないと思いますが、気になるようであれば
子供用のものを使用されると、より安心かと思います。
肌が敏感ということから、敏感になり過ぎていない場合でも
毎日同じところに貼り続けていると、
かぶれてかゆくなることがありますので、
同じところに貼り続けるという場合も気を付けてください。
次に、使用上の注意にも書かれていますが、
アレルギーや何かの傷、発疹、火傷など肌に異常がある場合、
その部分に使用することは避けてください。
冷えピタ熱さまシートはあくまでも補助なものです。
症状が一向に治まらないような場合は、
かかるつけの医師に相談するようにしましょう。
・妊婦は葉酸をいつまで摂取すべき?妊娠中期以降も必要?
冷えピタ・熱さまシートで冷やさない方が良い場合もある?
頭痛やクールダウン、発熱を軽減させるような目的ですと、
冷えピタや熱さまシートは貼っても良いでしょうが、
肩こりなどからくる頭痛は冷やすよりも温めて血行を良くした方が良いこともあるため、
そういった場合は、冷えピタや熱さまシートは不向きです。
どうしても使用することが気になる場合
冷えピタや熱さまシートが安全と言われても
やはり、貼ることに抵抗を感じる・・・という場合は、
アイスノンや氷枕、保冷剤をタオルで巻いたものを
あてて冷やすと良いかと思います。
そういったものがないような場合は、
濡れタオルを軽く絞って、冷やしたい部分にあてるだけでも
だいぶ違うかと思います。
まとめ
冷えピタや熱さまシートは妊娠中であっても
使用して問題にならないことがわかりました。
ただし、妊娠中は肌が敏感になる傾向にあるため、
肌がかぶれやすいかもしれません。
特に気になる人は、子供用のものですとかぶれにくいため、
子供用を使用するか、そもそも使用についてためらいがある場合は、
アイスノンなど違う方法で冷やすと良いかと思います。