妊娠すると、多くの方が経験する「つわり」。
その症状は人それぞれ出方が違い、
軽い人も入れば重い人もいますし、
時には全くでないという方もおられます。
こちらでは、つわりの症状はどのようなものがあるのか?
また、主な症状はどんなものがあるのか?について
紹介いたします。
つわりは大きく分けると2通りある
つわりは大きく分けると2通りあり、
「食べづわり」と「吐きづわり」に分けることができます。
食べづわりとは、お腹が空くと気持ち悪くなるというつわりで、
食べると治まる人もいれば、食べても治まらない人もいますし、
食べると吐くという方もおられます。
主な症状としては、空腹になると気分が悪くなるということです。
逆に吐きづわりとは、
特定のにおいに反応したり、特定の食べ物や飲み物に
反応したり、ひどい場合には、食べ物全般的にダメになったり
におい全般がダメになるという場合もあります。
症状的に多いのは食べたら吐くという症状で、
つわりの中でもこの吐きづわりの症状が最も多いかと思います。
つわりの主な症状は?
主な症状としては、
- むかつきや吐き気、嘔吐
- 強烈に眠くなる
- 頭が重い、痛い(偏頭痛も含める)
- 体がだるい
- においに敏感になる
- 特定のものしか食べれなくなる
- 特定のものが食べれなくなる
という症状が多くみられます。
この中に先ほどの吐きづわりや食べづわりがあり、
空腹になると気分が悪くなったり、満腹になると気分が
悪くなる、また常に気分が悪いという方もおられますし、
時間帯によって気分が悪いという方もおられ、
本当に症状の出方は人それぞれ異なります。
この他にも症状はあり、
熟睡時や食事時以外で、常に唾液が出るという症状が
あり、これを「唾液づわり」と言ったりもします。
この症状も軽いものから重いものまであり、
重い症状では常に唾液が出続けて
そのせいで夜も眠れないという方もおられます。
出る量は半端なく滝のように出てくる人も。
他には
- 微熱が続く
- 悪寒
- 車酔いがひどくなる
- 下腹部が痛くなる
- めまい
- 胃の違和感
- 食べ物の好みが変わる
(今まで食べれなかったものが好きになったり
今まで好きだったものが食べれなくなったり) - 貧血
- 食欲減退、食欲増進
- ホルモンバランスの崩れより精神状態が悪くなる(落ち込むなど)
- 下痢・便秘
※中にはつわりと呼べるのか?というものも含まれているかもしれませんが、
つわり時期に症状としてあらわれる方がいるため含めております。
よく吐くしつわりかな?と思ったら、
実はノロウイルスなどの胃腸炎だった
という場合があります。
もし、その嘔吐が噴水のような感じで吐いており、
下痢や熱なども絡んでいるようなら
可能性はあるかと思います。
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夕方から夜になるとつわりがひどくなるのはなぜ?
つわりが昼間は大丈夫なのに、夕方や夜になると
ひどくなるという方が意外と多くおられますが、
これはなぜかというと、
昼前後は子宮が寝ている状態なので、
1日のうちで1番軽くなりやすい時間帯で、
夕方から夜にかけては子宮が起きている状態なので、
つわりは激しくなりがちです。
※人によって症状やつわりの出方は異なります。
なので、昼よりも夜の方が食べれなかったり
常に気持ち悪かったりする傾向にあります。
ですので、夕方から夜の時間帯は
活動しない方が良く、
何かしなければいけないことがあれば、
昼間に済ませておくと良いでしょう。
たとえば、夕ご飯の支度を
昼間に行なっておくなど。
家族の理解も得られるとなお良いでしょう。
まとめ
つわりの症状で多いのは、
やはり吐き気・嘔吐、気分が悪くなることです。
他にも様々な症状が出る場合がありますので、
たとえば、すごく眠くなるようでしたら、
車の運転などは控えた方が良いですし、
空腹になると気分が悪くなるようでしたら、
食事回数を増やし、少しずつ何かを食べるように
したり、逆に食べれないようなら何か食べれる食品を
見つけて、食べるようにするなどの
その症状にあった対策が必要になってきます。
注意しなければいけないのは、何も食べれないし飲めないという
状態です。この状態になるとどんどん痩せていき
生命にもかかわってきますので、
あまりにもつわりが辛いという場合は、かかりつけの医師に
相談するようにしましょう。