つわりでいろいろ試してみて、
水でも吐き気が襲ってくる・・・
そんな状態の時の水分摂取は
どうしたらよいのか?について
徹底的に紹介いたします。
目次
水分が摂れないとどうなるの?
水分が全く摂れないと、
脱水症状を招く恐れがあります。
ちなみにこんな症状が出ていたら要注意です。
- 尿の量が減っている
- 唇や脇の下などの皮膚の乾燥
- 微熱が出ている
- 唾液が減少し、口渇感がある
これらは初期症状なのですが、
悪化していくとふらふらになったり、
せん妄、幻覚、幻聴、けいれんといった
症状も現れてくることがあります。
水がだめなら氷で対処する
常温の水がだめなら、冷やしてみて
飲んでみてそれでも吐き気がくるようなら、
氷を食べてみてはいかがでしょうか?
また、冷たくするのではなく
ホット(白湯)にして飲むと
飲めたという人もいますので、
試してみると良いかもしれません。
水がだめでも炭酸水などは平気と
いう人もいますので、
つわり時のお勧めの飲物については、
こちらを参照してみてください。
⇒つわりに効く飲み物!さっぱりするおすすめの飲料はどれ?
その水大丈夫ですか?
水が飲めないという水は、
水道水でしょうか?ミネラルウォーターでしょうか?
水には硬度と呼ばれるものがあり、
水道水は軟水、ミネラルウォーターは軟水から硬水が
ありますが、これはカルシウムやマグネシウムなどの
ミネラル量で変わってきます。
- 軟水は、0~60mg/L未満
- 中程度の軟水(中硬水)は、60~120mg未満/L
- 硬水は、120~180mg未満/L
- 非常な硬水180mg以上/L
となっており、
硬度が高ければ高いほど癖があり
喉にさらさらと通って行かない、引っかかるような感じがあります。
ちなみに、水道水は地域によって異なりますが、
- 関東地方の場合、約68mg/Lですので、中程度の軟水
- 中部地方だと、約20mg/Lですので、軟水
- 近畿地方だと、約45.1mg/Lですので、軟水となります。
ミネラルが含まれていると、
先ほどもお伝えしたように、若干ですが
喉に残るような感じがあります。
そのせいで水を飲んでも吐いている、
あるいは吐き気がするという可能性があります。
なので、試してみると良いのは、
硬度が10mg程度/Lの超軟水やミネラルを完全に取り除いた
RO水を飲んでみると、気分が悪くならずに飲めるかもしれません。
このあたりになってくると、飲んだ時にさらっと喉を通っていきますし、
味やにおいがありません。つまり飲みやすいということです。
なお、軟水ということであれば、
こちらのウォーターサーバーを
試してみると良いですよ。
赤ちゃん専用ということもあり、ミルクを作るのにも重宝します。
水などの液体がだめならこの方法を試してみる
水がどうしても飲めない場合は、
液体ではなく固形物で水分を摂取するという方法があります。
たとえば、ゼリーやアイスクリームなどですね。
これだと栄養も摂れますし水分摂取にもなります。
また、スポーツドリンクから糖分を取り除いた
OS-1という飲み物があるのですが、
OS-1のゼリータイプというものが販売されていますので、
こういったものを試されるのも良いかと思います。
点滴はどのくらいでしてもらうべき?
水分が摂れないと脱水症などで重篤化することがあり、
その場合点滴が必要になってくるのですが、
この点滴は血液検査や尿検査などでケトン体が
どれくらい出ているのか?を目安として
水分がどれくらい摂れているかで
点滴をするかしないかが医師によって判断されます。
ですので、個人で点滴をした方が良いと
決めるものではなく、医師との相談によって
決まりますので、水分が摂れなくて大丈夫かな?
と不安を持たれているのなら、症状に関係なく
医師に相談することをお勧めします。
点滴が必要なら点滴をしてくださいますし、
大丈夫な場合でも、安心感が得られますよね?
・妊婦は葉酸をいつまで摂取すべき?妊娠中期以降も必要?
飲めるもの食べられるものを摂取する
つわりで水分があまり摂れないという場合は、
コーヒーでもジュースでもなんでも、
飲めるものを見つけるようにしましょう。
カフェインが気になるという場合でも、
コーヒーや紅茶しか飲めるものがなければ、
摂取すべきです。
1日に薄く入れたコーヒーだと4~5杯程度なら
カフェインは大丈夫だと言われていますし、
ずっと飲み続けるわけではありませんので、
つわりの時期は飲み物の種類に気にせず
水分摂取の手段として用いましょう。
また、食べ物も基本水分が含まれていますので、
食べれるものを増やしていくということも
水分補給の手助けになりますので、
食べれるもの飲めるものを増やしていきましょう。
まとめ
つわり時に水も吐く場合は、
まず水を変えてみることをお勧めします。
水は硬度によって全然飲みやすさが違いますので。
そして、氷やゼリー、アイスクリームを
試してみたり、少しでも飲めるもの、食べれるものを
増やしていき、つらいつわりを乗り切りましょう。
水分が摂れず不安な場合は、
迷わず医師に相談しましょう。
たとえ点滴しなくても話をするだけでも
安心感は得られますので、躊躇しないように!!