妊娠中タバコがやめれない!どんな影響が出るの?

妊娠前からタバコを吸っていて、
いざ妊娠しても、どうしてもタバコがやめられない。
妊娠中にタバコを吸うのはよくないとわかってはいるけど、
吸う量を減らしたら大丈夫かな?
ニコチンの軽いものなら大丈夫かな?
と、考える方もおられると思います。
では、具体的に妊娠中にタバコを吸うと
どのようなことが考えられるか見ていきましょう。

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妊娠中にタバコを吸うとどのようなことが起こりうるか

妊娠中にタバコを吸うと赤ちゃんに様々な害を及ぼしますが
どのような影響が現れるのか一覧にしてみました。

  • 低体重・低身長になる可能性が高くなる
  • 早産・流産・早期破水の可能性が高くなる
  • 前置胎盤・胎盤異常になりやすくなる
  • 妊娠28週以降の死産と、生後1週間以内の
    早期新生児死亡の確立が高くなる(周産期死亡)
  • 乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを高める
  • 先天異常を起こしやすくなる
    ※無脳症や肺や心臓などに穴が開いた状態で生まれてくる、
    口蓋裂、斜視など
  • 乳児期の肺機能の低下
  • 乳幼児における下部気道の病気にもかかりやすくなる
  • 小児がんの発生率が高くなる
  • キレやすい子供になる
  • 子供の知能指数が低下する
  • 産後の子宮の戻りが悪くなる

このようなことが言われています。
ちょっと調べただけでもこれだけの悪影響に関する
情報が出てくるので、どれだけ悪いのかがわかります。

禁煙

では、非喫煙者と喫煙者とではどれくらい確率が
高くなるのかというと、
低体重では2.4倍、早産では3.3倍高くなるそうです。
参照:1979年厚生労働省調べ

低体重もそうですが、早産に関してのデータとして、
非喫煙者の早産の確立は6%ですが、
1日に5本以上たばこを吸う妊婦は、その確率が7%に。
6~10本吸った場合は、11%に。
1日に1箱吸った場合は13%以上
21~30本だと、25%もあがるようです。
参照:日本産婦人科医会

前置胎盤においては、リスクは1.5倍高くなるといわれています。
参照:産婦人科の知識

なお、全治胎盤になるとそのほとんどが帝王切開と
なるために、通常の出産と比べて、
母子ともに危険性は高くなります。

前期破水は、1日1~19本で1.3倍、20本以上で1.5倍
遅滞破水は、1日1~19本で1.5倍、20本以上で2.3倍
周産期死亡は、1日1~19本で1.2倍、20本以上で1.4倍
流産は、およそ2倍。特に母体が若ければ若いほど、
あるいは高齢であるほどその確率は高くなっていきます。

次に先天性異常ですが、
これは、各部位によって確立は異なります。

  • 脳の異常⇒1.13倍
  • 呼吸器の異常⇒1.26倍
  • 循環器の異常⇒1.4倍
  • 消化器の異常⇒1.42倍
  • 泌尿生殖器の異常⇒1.35倍
  • 骨格の異常⇒1.21倍
  • 水頭症⇒1.24倍
  • 唇・口蓋裂⇒1.35倍
  • 弯曲足⇒1.62倍
  • 指の異常⇒1.33倍
  • 目の異常(斜視)⇒1.73倍

参照:タバコ病辞典

これらは、1日に吸う本数が多ければ多いほど、
またニコチン量が上がれば上がるほどリスクは
どんどん高くなっていきます。

医師で1日○○本なら吸ってもいいでしょう
という医師がおられますが、
上記のような可能性が高くなることは
当然知っていることで、たばこを吸うのを
やめたほうがいいけど、どうしてもやめれないから
せめて本数だけで減らしてできるかぎり
リスクを下げようと思ってのことだと思います。

吸うことで確実にあらゆるリスクが高くなるのは明らかです。

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母体がたばこを吸っている間胎児はどうなっているのか?

タバコを吸うと血液(ヘモグロビン)は酸素の代わりに
一酸化炭素と結びついて運ばれます。
すると、胎児は当然呼吸ができません。

母体がタバコを吸っている間
胎児の呼吸運動は減少するか停止するわけです。
つまり、母体の吸う一本一本の煙草により
赤ちゃんが苦しんでるわけです。
それにより胎児に痙攣が起こったり
最悪の場合、脳に障害が起こります。

タバコを吸ってたけど元気な赤ちゃんが生まれたよという人

タバコを吸ってたけど元気な赤ちゃんが生まれたよ
という人がいますが、それは結果論であって、
今これを見ているあなたの赤ちゃんが必ずしも
元気な状態で生まれるとは限りません。
確率的には1.2倍~3倍高くなるという
低いといえば低い確率ともとらえられなくもないですが、
タバコを吸う以上、本数を減らしたとしても
ニコチンの量を減らしたとしても
赤ちゃんに影響がでる可能性が高くなります。

あなたの将来ではなく、
子供の将来がかかっているので、
確率が少しでも上がる以上、吸わないべきです。

タバコはすぐにはやめれない

妊娠してタバコをピタっとやめれる人はいます。
しかし、中にはどうしてもやめれないという人がいます。
こういった人たちを、赤ちゃんの命がかかわってるのに
なぜやめれないの?意志が弱いの?と批判する人もいますが、
タバコは、麻薬や覚せい剤と同じように
中毒性の高いもので、その感受性が強ければ
自分の意思とは関係なしに、容易にやめることができません。

ですが、子供の将来のためを思うのであれば、
完全にやめるのは難しいにしろ
量を減らしたり、禁煙の努力はできます。
その際夫が吸っていたりしたら吸いたくなってしまいますので、
夫にも協力して一緒に禁煙してもらいましょう。

禁煙することは、あなたのため、家族のためでもありますが、
一番考えていただきたいのは、子供のためです。
よく妊娠中吸ってたけど元気な子供が生まれてきたよ
という方がおられますが、それは結果論にすぎず、
リスクを高めるのは事実なので、
あなたの子供が元気に生まれてくるといった保障は
どこにもありません。
タバコを吸うことで降りかかってくるリスクの多くは
子供なので、生まれてきて何か異常があったり、
生まれる間もなく死産などした場合
間違いなく後悔します。

後悔する前にできることから始めていきましょう。

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