妊娠中は葉酸を積極的に摂取した方が
良いといわれている一方
過剰摂取すると母体や生まれてくる赤ちゃんに
影響が出るとも言われています。
葉酸が不足した場合と過剰摂取した場合に
銅のようなことが起こるのか?
調べてみました。
葉酸が欠乏した場合どうなるの?
妊娠中に積極的に葉酸を摂取した方が
良いといわれている時期は、
妊娠前1か月から妊娠3か月あたりまで
といわれています。
この時期に葉酸が欠乏すると
胎児の脳や脊髄の成長に支障をきたし
神経管の欠損や脳の障害という先天異常のリスクが
高まるとされています。
⇒妊婦は葉酸をいつまで摂取すべき?妊娠中期以降も必要?
また、母体自身は葉酸欠乏症となり
貧血になったり、疲労感をはじめ、
めまい、呼吸困難、肌の蒼白、
下痢症状、それによって体重減少などの
症状が出る場合があります。
また、舌炎やうつ症状なども引き起こすことがあるので、
注意が必要です。
葉酸の欠乏を防ぐには?
葉酸の欠乏を防ぐには、積極的に
緑黄色野菜や海草類を摂取することを
心がけましょう。
妊娠中の葉酸摂取量は1日400μgが
推奨されています。
この量がどれくらいなのかというと、
焼き海苔で21g程度(19cm×21cmの焼き海苔が7枚程度)
必要ということになります。
しかし、食事からの利用効率は50%といわれていますので、
この倍は摂取した方が良いということになります。
ただし、肉類のレバーやうなぎなどからの摂取は避けてください。
ビタミンA(レチノール)の過剰摂取につながります。
⇒妊娠中ビタミンAを過剰摂取するとどうなる?不足するとどうなる?
厚生労働省も普通の食事からの摂取だけでは
葉酸が不足する傾向があることを認めており、
1日に必要な葉酸0.4mgは健康補助食品など
食事以外から摂るように勧めています。
参照:厚生労働省報告 第5のイより
ただし、健康補助食品からの摂取は
その利便性から過剰摂取につながりやすい
という面もあるので、そちらの注意も必要になります。
といっても、用法容量を守っていれば、気にする必要は
ありません。
問題になるのは、1日に2日分や3日分摂取すると
過剰につながりますので、必ず量を守るようにしましう。
葉酸を過剰摂取した場合どうなるの?
妊婦が葉酸を過剰摂取した場合、生まれてくる赤ちゃんが
小児ぜんそくにかかるリスクを高めるといわれています。
妊婦自身は、じんましんや発熱、かゆみ、呼吸障害などの
症状が出ることがあります。
ですが、食事からはいくら摂取しても
水溶性なので、必要以上分は対外に
流れ出てしまうため、過剰摂取にはなりません。
ただでさえ不足しがちな栄養ですので、
食事からは気にせずどんどん摂取してもらって
良いかと思います。
ただし、焼き海苔など葉酸の多い食品を
1日に何十枚も食べるというような過剰な
食べ方は別の問題が出る可能性があるので、
偏食はしないでくださいね。
また、甲状腺の疾患を持っている方も
葉酸の摂取は注意が必要です。
このような方は必ず医師に相談してください。
問題になるのはサプリメントを使用している場合です。
サプリメントは1日分で300μgや400μgといった葉酸が
摂取できます。
通常は用法容量を守って入れば、過剰摂取となるような
ことはありませんが、
容量を守らずに2日分を1日に飲んでしまったりすると
過剰摂取につながります。
ですので、気を付けなければいけないことは、
偏った食事をせずに決められた量だけサプリメントを
摂取するということです。
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