妊婦はカロナールを服用してもいいの?胎児への影響は?

妊娠中のつらい頭痛。なんとかしたくて
薬が飲みたいということはしばしばあるかと思います。
妊娠中でも安全性の高いと言われるアセトアミノフェンを
成分としたカロナールなどの薬が病院で処方されたり
市販薬としてはタイレノールAがカロナールと似たような薬に
なるのですが、販売されています。
では、これらを妊娠中に服用して
胎児に影響はないのでしょうか?
徹底的に調べてみました。

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妊娠中にカロナールは服用してもいいの?

妊婦がカロナールを服用するのは、
自己判断で服用するのは避けてください。
といっても、カロナールは医師の指導の下処方される
薬なので、薬局などでは買えないのですが、
タイレノールAに関しては購入することができます。
ですが、タイレノールAの説明を見てみると
妊娠の可能性がある方や妊娠中の方は医師に相談するよう
書いてありますので、結局のところは医師の指導の下
服用することになります。

ですので、医師が処方された、もしくは許可した薬については
服用しても良いということになります。
逆に自己判断で飲むことは絶対にしないでください。
よくYAHOO知恵袋などを見ているとカロナールなら
安全ですよ!!といったようなコメントを見かけますが、
これはその人が処方されて服用しているだけであって、
あなたが医師に診てもらって処方されるかどうかは
わかりませんし、妊娠初期や中期、後期によっても
リスクが変わってきます。

カロナール

胎児への影響は?

カロナールの服用は以前は問題ないとされていたのですが、
2012年4月24日に改訂され、使用上の注意に
次のような項目が追加されました。

妊娠後期の婦人への投与により胎児に動脈管収縮を
起こすことがある。
妊娠後期のラットに投与した実験で、弱い胎仔の動脈管収縮が
報告されている。
というものです。
参照:カロナール使用上の注意改訂のお知らせ

動脈管収縮については因果関係が否定できない症例が
国内で3件あがっています。
参照:妊娠中のアセトアミノフェン使用について

動脈管収縮とは?

胎児の動脈管収縮とは動脈管が
早期に収縮してしまうのですが、
これにより肺に負荷がかかり新生児肺高血圧の
原因になったり、場合によっては死産に
つながる可能性もある症状です。

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安全な解熱鎮痛剤はないの?

今まで安全といわれてきた、カロナールなどの
内服薬において、上記のような可能性が出てきた以上
妊娠中に安全に服用できる解熱鎮痛剤はなくなった
ということが言えます。
ですが、カロナールは他の解熱鎮痛剤よりも安全性が
高いため、今もなお処方されることは多々あります。

カロナールが処方された場合は?

上記でアセトアミノフェンの危険性について
書いてきましたが、やはり他の解熱鎮痛剤よりも
安全性が高く、3件の症例が出たというのは、
逆に考えると極めて少ない確率ともとらえることができます。
だからといって、自己判断でカロナールやタイレノールを
服用しないでくださいね。
また、頭痛が治まらないからと言って、用法容量を
守らずに多量に服用するということも絶対に
しないでください。

医師が処方されたということは、
薬の有用性が危険性を上回ったと
判断されたということなので、
絶対に安全とまでは言えないにしろ、
頭痛などをそのままにしておく方がよっぽど危険と
いうことだと思います。

なお、病院に行く場合は内科などではなく
まずはかかりつけの産婦人科で相談するようにしましょう。
また、妊娠後期にカロナールが処方された場合
念のためカロナールの使用上の注意について
尋ねてみても良いかもしれません。

まとめ

カロナールの服用は、
胎児への影響として動脈管収縮の可能性が否定できない
ということが挙げられますが、
医師の判断で頭痛などをそのままにしておくことの方が
危険と判断された場合において処方されますし、
今まで使用されてきて症例が出たあとも
カロナールは処方されていますし、
やはり解熱鎮痛剤の中では安全性が
高いものと言えるのではないでしょうか?

何度も言いますが市販で
タイレノールなどを購入し自己判断で
服用はしないようにしてください。
また、知り合いからもらったカロナールについても
医師の指導の下ではないため使用しないように
してください。

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