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妊婦は人参を食べてもいいの?注意点はあるの?

妊婦はビタミンAの過剰摂取を避けた方が良いといわれていますが、
ビタミンAが多いと言われている人参は食べても問題ないのでしょうか?
こちらでは妊婦と人参について紹介いたします。

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人参は食べてもいいの?

妊娠、特に妊娠12週までにビタミンAを過剰に摂取すると
胎児の成長の妨げや先天性異常が出る可能性が高まると言われていますが、
これは、脂溶性(動物性)のビタミンA(レチノール)のことで、
人参のビタミンAはβカロテンと呼ばれる水溶性のビタミンAとなります。

正確には、βカロテンを摂取すると、ビタミンAに変換されるのですが、
必要以上は変換されないという特徴を持っていますので、
人参は食べすぎたとしてもビタミンAの過剰摂取にはなりません。

ですので、ビタミンAのことは気にせず人参は食べても良いでしょう。

人参

人参は栄養が豊富

食べても良いということがわかったところで、
人参にはどのような栄養が含まれているか見ていきましょう。

人参の栄養で多く含まれているのは、βカロテンです。
βカロテンはのどや鼻の粘膜を丈夫にして細菌に対しての
免疫力を高める効果が期待できます。
また、血圧を低下させる効果があることでも知られています。

ビタミンB群やビタミンCは少量しか含まれていませんが、
貧血予防になる鉄分、塩分の排出を手助けしてくれるカリウム、
便通を良くしてくれる食物繊維が多く含まれています。

これらの効能を考えると、妊娠中だけではないですが、
こまめに人参を摂取した方が良いかもしれません。

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過剰に食べ過ぎたらどうなるの?

人参ばかりをぼりぼり食べるってことはそうそうないでしょうが、
人参を過剰摂取した場合どのようなことが考えられるか?
調べてみました。

まず考えられるのが、カリウムの摂取のし過ぎで、
トイレが近くなるということです。
といっても、カリウムは水に流れ出るので
生で食べた場合においてですが。

一日の摂取上限は設けられていませんが、
3500mg以上は摂らない方が良いとも言われています。
ですが、それだけを人参で摂ろうとするなら、1日に15本以上の人参を
食べる必要があるので、特には気にしなくてもよいレベルです。

次に、βカロテンの過剰摂取というものがあり、
βカロテンを摂りすぎると手のひらや足の裏などが黄色になったり
オレンジ色になるカロチン血症(高カロテン血症)になることがあるようです。
ですが、こちらはただ黄色くなったりするだけで胎児には影響はないので、
あまり心配する必要はないでしょう。

βカロテンの1日の摂取上限はサプリメントとして1日20mgまたはそれ以上とされていますので、
これを人参で摂取しようと思うと、人参1本に含まれるβカロテン量は、およそ8200μg(8.2g)
ですので、量的には生で3本くらいでしょうか。
ですが、サプリメントとは異なりますので、こちらもあまり気にしなくても良いかと思います。

まとめ

妊娠中に人参は食べても問題がないどころか、
栄養面で非常に優れた野菜ですので、積極的に食べていきたい食材です。

ですが、人参ばかりを過剰に食べていると、
手などが黄色くなったりする可能性がありますし、
何より栄養の偏りが気になります。
ですので、ほどほどに食べていろんな食材から栄養を摂るようにしましょう。

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