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妊婦はワインを飲んでもいいの?ワイン煮はどうなの?

妊娠中であってもアルコールを摂取したいという方は
おられるかと思います。
料理によっては、ワインを飲みたくなるというときもあるかと思いますが、
妊娠中にワインは飲んでも良いものなのでしょうか?
また、ワインで煮込む料理などは食べても大丈夫なものなのでしょうか?
妊婦とワインについてとことん紹介いたします。

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妊婦はワインを飲んでもいいの?

妊娠中にアルコールは少量程度なら飲んでも良いと
いう方や助産師さんなどもちょっとくらいなら飲んでもいいよ
と言われる場合があるそうですが、実際はどうなのか?
調べてみると、アルコールを摂取することで胎児性アルコール症候群(FAS)の
リスクが増加するため飲まない方が良いというのが厚生労働省の見解です。

ワイン

胎児性アルコール障害というのは、脳障害や低体重、学習障害など様々な症状がありますが、
妊娠中のアルコール摂取が原因となって起こりうる症状となっています。

胎児性アルコール症候群は、アルコール摂取量が多ければ多いほどリスクが増加し、
妊娠後期よりも妊娠前期にアルコールを摂取した方がリスクが高いとされていますが、
いずれの時期にもリスクとしてはありますし、少量の飲酒でも胎児性アルコール症候群が出た
という報告もあるそうです。

障害の出る可能性はアルコールを飲む頻度や民族、集団によって大きく変化するそうですが、
出生数で表すと1万人に1~2人の割合で出るそうです。
参照:厚生労働省e-ヘルスネット

日本産婦人科学会では、アルコール量15ml、ビール350ml未満の場合、
胎児への影響は少ないとする資料を掲載していたり、
マザーリスクでは、1日に8杯以上のビールを摂取していると胎児性アルコール症候群になる
可能性が高まるが、1日1~2杯程度なら飲酒していない人との差が認められなかったとして
問題ないと結論付けているそうです。
参照:ビール女子

ワインの場合だとどうなのか?というと
ワインは赤や白、種類にもよりますが、およそアルコール度数は12~15%程度あり、
1杯(110ml前後)といえど、ビールだと270ml程度飲むこととなります。
アルコールを摂取すると胎児性アルコール症候群のリスクを高めるため飲まないようにとする一方
ビール1杯程度なら問題ないとする意見もあります。

私の考えでいくと、少量であっても報告例が少ないにしろ出ているということと、お酒を飲むと注意力は低下してしまうので、
転倒などの二次的リスクも増加してしまうことを加味すると
やはり妊娠中には飲まない方が良いということになります。

ですが考え方によっても異なってくるかと思いますので、
妊娠中にもワインを飲みたいという場合は、一度かかりつけの産科医に相談することをお勧めします。

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ワイン煮などは大丈夫?

ワインで煮込む料理は様々なものがありますが、
みりんや日本酒など料理で使われるアルコールには、火を通しますので
完全にではないにしろ子供が食べても大丈夫なくらいアルコールは
飛んでしまいますので、まず問題はありません。

ワインに漬け置いたお肉やワインで煮込んだ果物(コンポート)
リキュールを入れたケーキなども火を通しますので、基本的には問題ありません。(しっかりと火を通した場合の話です)

ワインを飲みたいけどアルコールが気になるという場合は?

ワインを飲みたいけどアルコールが気になるという場合は、
ノンアルコールのワイン、ノンアルコールのスパークリングワインというものが販売されていますので、
そういったものでワインを楽しむという方法もあります。

まとめ

ワインなどのお酒は、少量程度なら良しとする意見は多いですが、
一方で胎児性アルコール症候群を懸念する意見もありますので、
もし飲まれるのでしたら一度かかりつけの産科医に聞いてOKが出たら、
少量飲むなどにした方が良いかと思います。

ただし、一口だけと思ってもどんどんお酒がすすんで止まらなくなるような場合は、
一口といえど飲むべきではないと思います。

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