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妊婦はお寿司を食べてもいいの?気を付けるポイントは?

妊娠中は生ものを控えるように
言われています。
しかし、妊娠中ずっと控えるのも
ストレス溜まるという方もいるかと思います。
そこで、今回は妊婦とお寿司について
紹介いたします。

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お寿司を食べてもいいの?

控えるように言われているだけで、
食べても問題はありません。
しかし、注意点はいくつかあります。

生ものですので、食中毒は気になります。
スーパーなどで販売されているお寿司で
時間が経つと貼られる割引シールが
貼ってあるようなお寿司は、新鮮とはいえませんので、
食べない方が良いでしょう。
また、お寿司が余って次の日に持ち越したような
ものも食べないようにしましょう。

妊娠中は、免疫力が低下するため、
他の人は食中毒にならなくても
妊婦さんは食中毒になるということは
あります。

また、妊娠中は薬に制限がありますし、
下痢や嘔吐の脱水症状、下痢が続くことに
子宮収縮なども気になります。
そのため、食中毒になりやすいものは避けるようにと
いわれているのです。

ですので、食中毒になりやすい季節に
スーパーなどで買ってきたお寿司は
控えるようにした方が良いかもしれません。

寿司

食中毒になりやすいネタには注意

食中毒になりやすいネタといえば、
牡蠣やバカ貝(アオヤギ)などの二枚貝があげられます。
考え方にもよりますが、
生貝のお寿司は食べない方が無難かと思います。

寄生虫に注意

イカや鮭、サバなどの青魚(しめサバも)には、
アニサキスという寄生虫がいる可能性があります。
回転寿司などは、冷凍されたものを使用していることが
多く、また人の目で確認して取り除くといった
処理を行なっているため、
アニサキスの心配はないかと思いますが、
一般の人が釣ってきたものや、新鮮な(冷凍されていない)
魚を取り扱っているお店などは、注意が必要かもしれません。
※アニサキスは凍らせると死滅します。(マイナス20℃で24時間以上)

ただし、回転寿司でもアニサキスによる食中毒が
出ている事例もあるので、といっても交通事故にあう確率より
低いかと思いますが、気になるのでしたら食べない方が良いでしょう。
参照:回転寿司でアニサキスの被害

アニサキスに気を付けた方が良い魚は

  • しめ鯖(生の鯖も)
  • イカ
  • サンマ、アジなど


これらは特に被害が多く出ているようです。他の魚にもアニサキスは寄生していることもあり、中にはいくらなどの魚卵にも寄生していることもあるようです。

厚生労働省の調べによるとアニサキスの食中毒は、
平成24年で71件 平成25年で89件となっていますので、
必ずしも安全とは言い切れません。

ですので、他のサイトで食べてもいいネタとしてサバなどが含まれていたりしますが、アニサキスの被害の50%はサバ(しめ鯖も合わせて)となっているので、
サバや青魚も注意を払った方が良いでしょう。特に2007年と比べて2016年では20倍も被害が急増しているという情報もありますので、注意してください。
参考:テレビ朝日系(ANN)2017年5月9日(火)18:01配信動画より

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水銀を多く含む魚にも注意が必要

マグロやクジラ、キンメダイ、キダイなど
魚には水銀が多く含まれています。
食べてはいけないということではないですが、
多量に食べたりしないようにしましょう。

本マグロを例にして1週間に何貫食べても良いか
調べてみると、厚生労働省では
本マグロを1週間に80g以下の摂取と定めています。
お店にもよりますが、1貫15gのまぐろを使用していたとすると、
1週間に5貫程度でやめた方が良いということになります。

これは、本マグロ以外に水銀の多く含まれる魚介類を
全く食べなかった時の話なので、実際はもう少し少ない
量になるかと思います。

■あわせて読みたい記事
妊婦が食べてはいけない魚ってあるの?

他に注意が必要な寿司ネタは?

たまに回転寿司などで見かけるのですが、
生ハムやスモークサーモンを使用したネタは注意が必要です。
生ハムやスモークサーモンは
リステリア菌による食中毒が気になりますし、
生ハムはトキソプラズマも気になりますので、
避けた方が良いでしょう。

※海外では刺身や寿司などの生魚には
リステリア菌による食中毒にかかる恐れがあるとして、
妊娠中は食べないようにと言われていますが、
日本では、生魚によるリステリア菌の食中毒は
ほとんど見られないということから、
特に規制はかかっていません。

しかし、日本でもほとんど起こらないとしても
確率的には0%ではないので、
少しでも気になるようでしたら食べない方が
無難なのかもしれません。

イクラも少々注意が必要で、これは食べ過ぎなければ
全く問題ないのですが、
食べ過ぎた場合に気になるのは、塩分です。
妊娠中の塩分の摂りすぎは高血圧症などを招くので
控えましょう。

イクラにはビタミンAが意外に含まれています。
イクラ100gに含まれているビタミンA(レチノール)は、
330μgで、レチノールの1日の摂取上限は妊婦の場合
600μgと言われています。

軍艦巻き1貫だとイクラはおよそ10g乗せられているので
(お店によります)
単純に計算して18貫食べるとオーバーします。
まあこんな過剰な食べ方はする人はいないと思いますが、
たとえば、レバーを使用したお寿司や焼き肉と一緒になったお店で
レバーも食べた場合や、うなぎなどもたくさん食べた場合に
オーバーすることがありますので、
組み合わせに注意するようにしましょう。

まとめ

お寿司を控えるように言われているのは、
主に食中毒になる可能性があるからです。
ただし、食べてはいけないというわけでは
ないので食べたいという方は過剰に食べたり
古いものを食べたりしなければ、
あまり問題はないかと思います。

ただし、上記で上げたものは
意識しておいた方が良いでしょう。

 

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